食品表示テンプレート|コピーして使える一括表示・栄養成分表示のひな形

まず空欄のひな形をコピーし、自分の商品の情報を入れていきましょう。食品ごとに追加・変更する欄と、印刷前の確認事項をまとめました。

執筆:もぐもぐ

下のひな形は、文章をコピーして編集するためのものです。手元の文書やラベル印刷ソフトに貼り付けて使えます。数値や期限は初期入力していません。規格書、配合表、期限の設定根拠などで確認した内容を記入してください。

主な対象は、容器包装した加工食品を一般消費者へ販売する事業者です。すべての食品に共通する完成ラベルではありません。食品別の追加事項や、輸入品・販売形態による違いは、下の「追加・変更する欄」で確認できます。制度情報の確認日:2026年9月6日。

一括表示の空欄ひな形

原料原産地を原材料の括弧内に書く場合など、別の欄を設けない書き方もあります。項目名と空欄だけをコピーします。

「賞味期限」「製造者」は固定ではありません。消費期限を表示する食品や、販売者が表示責任を負う場合などには、項目名も変えます。製造者欄の所在地はその事業者の氏名・名称と対応させ、製造所が異なる場合は製造所の情報も確認してください。

項目名の変更と様式:消費者庁・別記様式1と備考(新しいタブで開きます)

栄養成分表示の空欄ひな形

食品単位を決めてから、同じ単位当たりの5項目を入力します。空欄を0で埋めないでください。

「100g当たり」「1包装当たり」など、数値の基準となる量を明記します。1食分の場合は、その量も併記します。5項目の順番は入れ替えません。

食品単位と表示順:消費者庁・別記様式2(新しいタブで開きます)

数値をまだ求めていない方は栄養成分表示の計算方法へ。表示を省略できるかどうかは、ひな形では判断できません。栄養成分表示の義務・省略条件で販売者や販売形態を含めて確認します。

記入したときの形を見る(架空例)

次は、焼菓子の欄の埋め方を説明する架空例です。製造時の使用重量が小麦粉、バター、砂糖、卵の順に多く、小麦粉は国内製造、表示すべき添加物はないと確認できた場合を想定しています。

一括表示でアレルゲンをまとめる場合の記載です。実在商品の配合ではなく、期限・保存方法・事業者情報は未記入のままにしています。

書き方を説明する架空例。販売用には未完成です
項目
名称
記入例
焼菓子
項目
原材料名
記入例
小麦粉(国内製造)、バター、砂糖、卵、(一部に小麦・卵・乳成分を含む)
項目
内容量
記入例
自社商品の販売単位に合わせて記入
項目
賞味期限
記入例
根拠をもとに設定した日付、または具体的な記載箇所を記入
項目
保存方法
記入例
期限設定の前提とした保存条件を記入
項目
製造者
記入例
氏名または名称と所在地を記入。製造所が異なる場合は別途確認
項目記入例
名称焼菓子
原材料名小麦粉(国内製造)、バター、砂糖、卵、(一部に小麦・卵・乳成分を含む)
内容量自社商品の販売単位に合わせて記入
賞味期限根拠をもとに設定した日付、または具体的な記載箇所を記入
保存方法期限設定の前提とした保存条件を記入
製造者氏名または名称と所在地を記入。製造所が異なる場合は別途確認

添加物を原材料と同じ欄に書く場合は、スラッシュなどで明確に区分します。添加物がない場合に、見た目をそろえるためだけにスラッシュを付ける必要はありません。アレルギー表示は個別表示が原則です。一括表示の使い方や対象の確認はアレルギー表示の書き方で確認してください。

自分の商品に合わせて、追加・変更する欄

空欄がなくなったら完成、ではありません。逆に、ひな形にある欄をすべて残す必要もありません。次の表で、別の欄へまとめられる情報と、追加の確認が必要な情報を分けます。

そのまま固定しない項目
項目
原材料名と添加物
確認・変更すること
別欄にするか、スラッシュ・改行などで区分するか。仕入商品の添加物も確認する
項目
原料原産地
確認・変更すること
対象原材料の直後の括弧内か、別の欄か。食品別の規定も確認する
項目
期限
確認・変更すること
賞味期限か消費期限か。別の場所へ印字するなら、実際の位置と案内を合わせる
項目
表示責任者・製造所
確認・変更すること
製造者、加工者、販売者、輸入者のどれか。責任者と実際の製造所が異なる場合の表示
項目
輸入された完成品
確認・変更すること
原産国名や輸入者などを確認。国内製造品のひな形を名前だけ替えて使わない
項目
固形量・内容総量など
確認・変更すること
食品の種類により必要な欄を追加する。冷凍食品等の個別事項にも注意する
項目確認・変更すること
原材料名と添加物別欄にするか、スラッシュ・改行などで区分するか。仕入商品の添加物も確認する
原料原産地対象原材料の直後の括弧内か、別の欄か。食品別の規定も確認する
期限賞味期限か消費期限か。別の場所へ印字するなら、実際の位置と案内を合わせる
表示責任者・製造所製造者、加工者、販売者、輸入者のどれか。責任者と実際の製造所が異なる場合の表示
輸入された完成品原産国名や輸入者などを確認。国内製造品のひな形を名前だけ替えて使わない
固形量・内容総量など食品の種類により必要な欄を追加する。冷凍食品等の個別事項にも注意する

基本事項・食品別事項・表示方式:食品表示基準第3条、第4条、第8条(新しいタブで開きます)を確認します。細かな原材料情報は原材料名の書き方、責任者と製造所は販売者・製造者・加工者の違いへ。

実物では、別の欄や印字箇所も使われている

画像を拡大して確認する(新しいタブで開きます)
グーテ・デ・ロワ R6/撮影日:2026年5月31日。見る箇所は一括表示と栄養成分表示の配置、賞味期限欄の案内。登録時点の実物表示で、現在の商品と異なる場合があります。

左側の一括表示とは別に、右側に「1袋当たり」の栄養成分表示があります。賞味期限欄は「枠外右に記載」と案内しています。自分の商品で期限を欄外に印字するなら、ラベルの案内と実際に印字する位置を一緒に決めます。

この写真は配置を確かめるための資料です。期限の設定根拠や、表示の法令適合性を証明するものではありません。元の登録画像・商品詳細を見る

印刷したラベルを、実際の袋や箱に貼って確かめる

パソコン上で読めても、印刷すると小さすぎることがあります。表示文字は原則8ポイント以上。容器包装の表示可能面積がおおむね150cm²以下の場合は5.5ポイント以上とできる規定があります。これはシール単体の面積だけで決めるものではありません。

文字の大きさ・背景との対照:食品表示基準第8条(新しいタブで開きます)

貼り付け先のソフトでは、文字サイズ、枠線、改行は別に設定してください。このページのコピー機能は、Word・Excelファイルや、印刷用紙に合わせたレイアウトを配布するものではありません。縮小印刷や、袋を閉じる部分への貼り付けで、必要な文字が読めなくならないか見ます。

テンプレート使用後の確認票

商品ごとに確認し、元の資料とラベルの版を一緒に保存します。

内容

  • 空欄や仮の数値・名前が残っていない
  • レシピと最新の仕入規格書に一致している
  • 追加が必要な食品別表示事項を確認した
  • アレルゲンと原料原産地を確認した
  • 期限・保存方法とその根拠が対応している
  • 栄養成分の食品単位と数値が対応している

印刷した現物

  • 文字サイズと背景との見分けやすさを確認した
  • 欄外の記載箇所と案内が一致している
  • 包装した状態で必要な情報が隠れない
  • 使用した資料・作成日・ラベルの版を保存した

入力欄に沿って表示案を整理する

貼り付けた文章を一から編集する代わりに、無料ツールの入力欄から共通表示事項を整理することもできます。食品別の追加事項や個別の判断は、資料と照合して確認してください。

無料で食品表示案を作る

準備する資料や作成の順番を確認したい方は食品表示ラベルの作り方へ。表示の確認を依頼したい方は日本語の食品表示確認ページで必要資料をご覧ください。現在、申込み受付は準備中です。

参照した公的資料

制度確認日:2026年9月6日。

食品表示基準・本則と附則(2026年4月1日改正反映)(新しいタブで開きます)別記様式1〜4(消費者庁の現行掲載版)(新しいタブで開きます)通知・Q&Aと更新情報(新しいタブで開きます)

このひな形は個別商品の法令適合性、安全性や期限を保証するものではありません。個別の適用関係は、商品と販売方法が分かる資料を添えて管轄行政機関等へ確認してください。

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