もちふわロール
届出者: フジパン株式会社
表示しようとする機能性
本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維)には、食事から摂取した糖や脂肪の吸収を抑えるので、食後の血糖値や血中中性脂肪の上昇を抑える機能があることが報告されています。
届出情報の要点
- 名称
- パン
- 食品の区分
- 加工食品(その他)
- 一日当たりの摂取目安量
- 摂取の方法と合わせて表示
- 含有量
- 5g
- 摂取の方法
- 1日1回、2個を目安に普段の食事の主食に置きかえてお召し上がりください。
- 保存の方法
- 直射日光、高温多湿を避けて保存してください。
- 摂取上の注意事項
- 本品は多量摂取により、より健康が増進するものではありません。食べすぎ、あるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。1日摂取目安量を超えての摂取はお控えください。
- 届出日
- 2017/02/16
- 変更日
- 2024/05/13
- 届出者所在地
- 愛知県名古屋市瑞穂区松園町1-50
機能性の分類
機能性に関する届出者の評価
本製品における機能性評価を、以下の通り行いました。 【標題】 難消化性デキストリンによる食後の血糖値と血中中性脂肪の上昇抑制効果の検証 【目的】 難消化性デキストリンを含む食品を食事とともに摂取した際の、以下の①、②の効果について 検証することを目的としました。 ①食後の血糖値の上昇を抑制する効果 ②食後の血中中性脂肪の上昇を抑制する効果 【背景】 近年、食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、脂質異常症や糖尿病などの生活習慣 病が社会問題になっています。これらの生活習慣病は動脈硬化性疾患などを誘発する危険因 子であることから、血糖値や血中中性脂肪の上昇を抑制するなどの食生活の改善による一次 予防が望まれています。 難消化性デキストリンには食事の糖や脂肪の吸収を抑えることにより、食後の血糖値や血中中 性脂肪の上昇を抑制することが多くの臨床試験で報告されています。このことから、難消化性デ キストリンを機能性関与成分として含む食品は、私たちの健康の維持と増進に役立つものと考 えました。そこで、難消化性デキストリンを含まない食品と比較を行った国内外の文献を広く調 査し、食後の血糖値と血中中性脂肪の上昇を抑制する効果について検証しました。 ① 食後の血糖値の上昇を抑制する効果 【レビュー対象とした研究の特性】 20歳以上の健常者(男女)を対象とした研究のうち、ランダム化比較試験(評価の偏りを避けて 客観的に評価することを目的とした試験方法)が実施された文献43報により評価しました。文献 検索は2014年12月25日と2015年1月5日に実施し、文献の公表時期は指定しませんでした。 【主な結果】 食後の血糖値、食後の血糖値の濃度曲線下面積(特定保健用食品の「食後の血糖上昇関係」 における評価指標の一つ)、およびこれらの変化量を評価したところ、難消化性デキストリンを含 む食品を摂取した際に、対照品の摂取時と比較して有意に食後の血糖値の上昇抑制が確認さ れました。なお、採用された文献43報の難消化性デキストリンの1回摂取量は4~16gであり、 5g以下と5gを超える摂取量に分けて統計解析を行った結果、5g以下においても有意な効果が 認められました。 【科学的根拠の質】 採用された文献43報について研究の偏りのリスク、結果の精確性や一貫性などの研究の質を 総合的に評価し、科学的根拠の質は高いと判断しました。公表バイアス(否定的な結果が出た 研究は肯定的な結果が出た研究に比べて公表されにくいという偏りのこと)については、未公表 の論文があったとしても、その影響は小さいと判断しました。 ② 食後の血中中性脂肪の上昇を抑制する効果 【レビュー対象とした研究の特性】 20歳以上の男女を対象とした研究のうち、ランダム化比較試験が実施された文献9報により評 価しました。文献検索は2015年6月25日に実施し、文献の公表時期は指定しませんでした。 【主な結果】 食後の血中中性脂肪値、食後の血中中性脂肪値の濃度曲線下面積(特定保健用食品の「食後 の血中中性脂肪の上昇関係」における評価指標の一つ)、およびこれらの変化量を評価したと ころ、難消化性デキストリン5gを含む食品を摂取した際に、難消化性デキストリンを含まない対 照品の摂取時と比較して有意な食後血中中性脂肪の上昇抑制が認められました。さらに、空腹 時血中中性脂肪値が150mg/dL未満の疾病に罹患していない者(健常者)のみを対象とした場 合においても、難消化性デキストリンによる有意な食後血中中性脂肪の上昇抑制が確認されま した。 【科学的根拠の質】 採用された文献9報について、研究の偏りのリスク、結果の精確性や一貫性などの研究の質を 総合的に評価し、科学的根拠の質は高いと判断しました。なお、公表バイアスについては、未公 表の論文があったとしても、その影響は小さいと判断しました。 (構造化抄録)
安全性に関する届出者の評価
本製品における安全性の評価を、以下の通り行いました。 ①難消化性デキストリンについての既存情報を用いた食経験の評価 本製品に使用している難消化性デキストリンは、トウモロコシでんぷん由来の水溶性食物繊維であり、1988年に発売されて以降、難消化性デキストリンを含む食品は国内で多数販売されています。特に、特定保健用食品の関与成分としても多く使用されており、2016年9月13日現在で415品目が許可されています。許可品目には、パン、洋生菓子、米菓、とうふ、清涼飲料水など多様な食品形態があります。 ②難消化性デキストリンについての既存情報による安全性試験の評価 健康被害についての情報はありませんでしたが、難消化性デキストリンを酸分解により低分子化した分岐コーンシロップを体重1kgあたり0.6g摂取したところ、50名中2名で下痢の症状が現れた事例がありました。体重60kgの人を想定すると36g摂取した場合であり、本製品の1日摂取目安量(2個)に含まれる難消化性デキストリン(5g)の約7倍に相当する量です。このことから、本製品を食する際の体調や体質などを考慮し、包装の「摂取上の注意」に「食べすぎ、あるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。」との内容を記載して注意喚起しています。 ③難消化性デキストリン配合のパンの安全性 難消化性デキストリンを配合したパンの事例として、長期摂取による安全性を確認した文献が1報あります。この文献によりますと、摂取期間中に腹部膨満感や放屁、軟便がみられましたが、いずれも軽度の一過性のものであり、無処置で消失しました。その他、臨床上問題となるものはなく、安全性に問題ないことが確認されました。 ④難消化性デキストリンの医薬品との相互作用に関する評価 難消化性デキストリンの医薬品との相互作用に該当する情報は確認されず、問題ないと判断しました。 なお、上記の既存情報にある機能性関与成分の難消化性デキストリンと本製品に含まれる難消化性デキストリンとの同等性については、液体クロマトグラフィーを用いた定性試験にて分析可能であることから、本製品に対して上記の評価結果を適用することは問題ないと考えます。
出典
届出情報は、取り込み時点の公開データをもとに整理しています。
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