届出されている機能2026/02/14

ブルーライトに関する機能性表示食品|主な成分と届出表示の見方

ブルーライトに関して届出されている機能性表示食品について、主な成分と届出表示の違いを整理します。

機能性表示食品は医薬品ではなく、疾病の治療・予防を目的としたものではありません。感じ方には個人差があります。体調や服薬状況によっては注意が必要な場合があるため、必要に応じてかかりつけ医へ相談してください。

  • 届出されている機能・主な機能性関与成分・商品を比較するときの確認点

スマートフォン、パソコン、テレビ —— 私たちの生活はデジタル画面に囲まれています。厚生労働省の調査によれば、パソコンやスマートフォンを使った作業を行う労働者の約7割が目の疲れや痛みを感じているとされています。

ブルーライトは可視光線の中でも波長が短くエネルギーが強い光で、デジタルデバイスから多く発せられます。長時間浴び続けることで、目の負担が増える可能性が指摘されています。

機能性表示食品の中には、ブルーライトなどの光刺激から目を守ることを訴求した商品が多数あります。しかし、配合されている成分は商品によって異なります。

この記事では、ブルーライトから目を守る機能が報告されている成分を比較し、それぞれの特徴と科学的根拠を解説します。

ブルーライト対策に関連する主な成分

ブルーライトなどの光刺激から目を守る効果が報告されている主な成分は以下の通りです。

ルテイン —— 光のフィルターとして黄斑を守る

ルテインは目の奥にある黄斑部に蓄積されるカロテノイドです。黄斑色素を増加させることで、ブルーライトや紫外線などの有害光を吸収する天然のフィルターとして機能します。

届出の91%が「コントラスト感度の改善」を、70%が「ブルーライトからの保護」を訴求しており、光対策の成分として最も多く採用されています。ルテインを含む届出の約42%ではゼアキサンチン(ルテインの異性体)が一緒に配合されています。

エビデンス: 複数のランダム化比較試験とメタアナリシスで、黄斑色素密度の増加・コントラスト感度の向上・光ストレス回復時間の短縮が確認されています。エビデンスの質は比較的高いと評価できます。

ルテインとは?機能性表示食品の届出内容と研究の見方関連する制度・成分・届出表示のポイントを詳しく確認できます。

アスタキサンチン —— 抗酸化力でピント調節をサポート

アスタキサンチンはサケやエビ、カニなどに含まれる赤い色素で、強力な抗酸化作用を持つカロテノイドです。

ルテインが「光のフィルター」として働くのに対し、アスタキサンチンは主に目のピント調節機能の維持に関わるとされています。日常的なパソコン・スマートフォン作業による目の疲労感の軽減が届出されています。

エビデンス: ランダム化比較試験で、アスタキサンチン6mg/日の摂取により目のピント調節力が維持され、VDT作業後の目の疲労感が軽減されたとの報告があります。

ルテインと組み合わせて配合されている商品も多く(ルテイン商品の約9%がアスタキサンチンを併用)、光対策とピント調節の両方に対応したい方に注目されています。

ビルベリー由来アントシアニン —— 目の血流と疲労感に

ビルベリーはブルーベリーの野生種で、果実に含まれるアントシアニン(紫色の色素)が目の健康に関わるとされています。

主にピント調節機能のサポート、VDT作業で不足しがちな目の潤いのサポート、目の疲労感の緩和が届出されています。ルテインとの併用商品も多く(ルテイン商品の約8%)、複合的な目のケアを目的とした商品に採用されています。

エビデンス: ビルベリー由来アントシアニンによるピント調節力の改善は、複数の臨床試験で報告されています。

ブルーライト対策に関連する商品を一覧で見る

成分の選び方ガイド

どの成分を選べばいいか迷ったときは、以下のポイントを参考にしてください。

悩み別おすすめ成分

選ぶときのポイント

含有量を確認する —— ルテインなら10mg/日以上が臨床試験で多く使われる量

併用成分を見る —— ゼアキサンチンとの組み合わせは相乗効果が期待されている

根拠の種別を確認 —— SR(研究レビュー)は複数試験を総合評価しており信頼性が高い

継続しやすさ —— 効果を実感するには3〜6ヶ月程度かかるため、価格や飲みやすさも重要

代表的な商品

ルテイン系の代表商品

ルテイン + アスタキサンチン系の代表商品

ビルベリー + ルテイン系の代表商品

機能性表示食品の届出情報を検索商品名、届出番号、届出者、機能性関与成分などから届出情報を探せます。

よくある質問

Q: ブルーライトカットメガネと機能性表示食品はどちらがいいですか?

A: アプローチが異なります。ブルーライトカットメガネは物理的に光をカットするもので、機能性表示食品は体の内側から黄斑色素を増やして目を守るものです。併用することで内外両面からのケアが可能です。

Q: ルテインとアスタキサンチンは一緒に摂っても大丈夫ですか?

A: 問題ありません。実際に両方を配合した機能性表示食品が多数届出されています。ルテインは光のフィルター機能、アスタキサンチンはピント調節機能と、それぞれ異なるメカニズムで目の健康に働きかけます。

Q: 子どもでも飲めますか?

A: 機能性表示食品は基本的に成人を対象とした食品です。お子様への使用については、かかりつけ医に相談してください。

Q: どれくらいの期間飲み続ければ効果がありますか?

A: ルテインの臨床試験では、黄斑色素密度の増加が確認されるまでに3〜6ヶ月程度かかるものが多いです。短期間で判断せず、継続的な摂取が大切です。

まとめ

ブルーライトなどの光刺激から目を守るための機能性表示食品には、主にルテイン、アスタキサンチン、ビルベリー由来アントシアニンの3つの成分が使われています。

ブルーライトから目を守りたい → ルテイン(+ゼアキサンチン)が最も多くの届出実績があり、エビデンスも豊富

ピント調節や目の疲労感もケアしたい → アスタキサンチンやビルベリー由来アントシアニンとの組み合わせも選択肢

効果を実感するには継続が大切 → 3〜6ヶ月を目安に

自分の悩みに合った成分と商品を、本サイトの検索機能で比較して見つけてください。

参考文献

Hammond BR et al. “A Double-Blind, Placebo-Controlled Study on the Effects of Lutein and Zeaxanthin on Photostress Recovery, Glare Disability, and Chromatic Contrast.” Investigative Ophthalmology & Visual Science, 2014.

Huang YM et al. “Effect of Supplemental Lutein and Zeaxanthin on Serum, Macular Pigmentation, and Visual Performance in Patients with Early Age-Related Macular Degeneration.” Ophthalmic Research, 2015.

Ma L et al. “Lutein and zeaxanthin intake and the risk of age-related macular degeneration: a systematic review and meta-analysis.” British Journal of Nutrition, 2012.

消費者庁「機能性表示食品の届出情報検索」

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